Claude、トランプ禁止令後に米App Storeで無料アプリ1位を獲得
予想外の急上昇
2026年3月1日、AnthropicのClaudeアプリが米App Storeの無料アプリランキングで1位を獲得した。これはトランプ大統領がすべての連邦機関にAnthropicの製品使用を禁止してから、わずか数日後のことだ。国防総省から「サプライチェーンリスク」に指定されたAnthropicが、皮肉にも一般消費者から大規模な支持を集める結果となった。
急激なランキング上昇
1月末の時点で、ClaudeはApp Storeのランキング100位圏外に位置していた。Pentagonとの争いが広く報道されるにつれ、Claudeのランキングは着実に上昇した。2月最終週の水曜日には6位、木曜日には4位となり、3月1日(土)にはついにChatGPTを抜いて1位を達成した。日次の新規登録数は過去最高を更新し、1月以降の無料ユーザー数は60%以上増加したと伝えられている。
「禁止の逆効果」という皮肉
ソーシャルメディアでは、ChatGPTからClaudeへの乗り換えを宣言する投稿が相次いだ。OpenAIが国防総省と素早く契約を締結したことへの反感から、Anthropicの立場を支持してClaudeに移行するユーザーが多かったとみられる。業界ではこれを「禁止の逆効果」と呼び、政府の制裁が企業のブランド価値を高めた異例のケースとして注目されている。
今後の課題
突然のトラフィック急増により、Anthropicはインフラ拡張の圧力に直面している。同社は「サプライチェーンリスク」指定をめぐる法的対応と並行して、急増するユーザー需要にも対応しなければならないという二重の課題を抱えることになった。Anthropicは2026年2月に300億ドルの資金調達を完了し、企業価値3,800億ドルの評価を得ており、今後の対応には十分な資金基盤がある。
出典: CNBC | Startup News
Related Articles
KPMGはAnthropicと戦略的提携を結び、全世界27万6,000人以上の従業員にClaudeを提供する。税務・法律向けAIワークフローをDigital Gatewayに統合する。
Anthropicは5月13日、中小企業向けの「Claude for Small Business」を発表。QuickBooks・PayPal・HubSpotと連携する15の即使用可能なワークフローを提供し、米国10都市のロードショーも開始した。
HNで注目されたのは「Claudeがバグを見つける」話だけでなく、各チームが自分の対象に合わせて作り替えるharnessの形だった。