アリババ、Qwen3.5をリリース——オープンウェイトで米国主要モデルを超えると主張
概要
アリババクラウドは2026年2月16〜17日、中国の旧正月に合わせてQwen3.5を公開した。自律AI エージェント機能に特化して設計されたこのモデルは、オープンウェイト版(ダウンロード・ファインチューニング・デプロイ自由)とホスト版の両方で提供される。
主な技術仕様
- パラメータ数: 3,970億(MoEアーキテクチャ、アクティブ170億)
- マルチモーダル: テキスト・画像・動画をひとつのシステムでネイティブ処理
- 対応言語: 201言語・方言(前世代の82言語から大幅拡大)
- 効率性: 前世代比60%コスト削減、8倍の処理速度向上
ベンチマークの主張
アリババは自社ベンチマークにおいて、Qwen3.5がOpenAIのGPT-5.2、AnthropicのClaude Opus 4.5、GoogleのGemini 3を上回ると主張。特に「推論コストあたりの性能」で新たな基準を示すとしているが、第三者による検証は今後の課題だ。
エージェント特化機能
Qwen3.5には「視覚的エージェント機能」が搭載されており、ユーザーの介入なしにモバイルおよびデスクトップアプリケーション上で自律的に作業を実行できる。エージェントファースト時代への移行を見据えた戦略的機能だ。
市場背景
DeepSeekの登場以降、中国のAI市場では競争が一層激化している。アリババのオープンウェイト戦略は、フロンティアモデルが必ずしも独自アクセスを必要としないという観念に挑戦し続けている。
出典: CNBC | Dataconomy
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