DeepSeek Harness、agent機能をすべてplugin化した設計の狙い
Original: DeepSeek Harness developer preview View original →
DeepSeek Harnessは、完成済みのcoding agentというより、agentを組み立てるための基盤に近い。model、tool、skill、session、sandbox、storage、loop、scheduling、UIをすべてpluginとして扱い、Cordis kernelがmounting、unmounting、dependencyを管理する。開発者は設定を変更するだけで機能を選択、交換、拡張でき、Harness本体のsourceを変更する必要がない。開発者previewはHacker Newsで710ポイント、290件を超えるコメントを集め、「Everything is a plugin」という明確な設計が議論の軸になった。
実行記録の扱いも特徴的だ。modelが見るすべての内容をappend-only session logへ保存する。system prompt、reasoning、tool callと結果、subagent scheduling、context injectionが同じevent streamに積み上がる。Trajectory画面では記録をsource別に確認でき、resume、fork、search、replayもこのstreamを基準に動作する。prompt、tool log、orchestration codeに状態が分散しやすいagent開発で、実行履歴を中心的なdata structureに据えた形だ。
実行環境には4つのmodeがある。Standard modeはfile editing、shell、検索、skill、planning、goal、subagent、workflowを含む一式のcoding agentである。Code modeはmodelが生成したcodeで複数回のtool callを調整する。Minimal modeはpersistent bashとstr_replace_editorだけを残し、modelのbenchmarkに使いやすくする。Creator modeは現在のruntimeを調査し、Cordis pluginをmemory上で試して新しいpresetを作るための環境だ。同じkernelで製品向けworkflowと限定的な評価環境を分けられる。
組み合わせやすさは利点だが、運用上の課題もpluginの境界に現れる。権限管理、version互換性、event logに保存される機密情報、外部systemに対するreplayの影響を明確にする必要がある。DeepSeekは開発者previewの段階であり、core pluginとAPIは今後も変わると説明している。sourceはMIT licenseで公開され、npx @deepseek-ai/dsh webまたはGitHub repositoryから試せる。評価すべきなのはpluginの数ではなく、長時間動くagentの挙動を本当に理解しやすく、再現しやすく、安全に変更できるかどうかだ。
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