$INTC・$AMD・$MU が週間で2桁上昇、エヌビディアは低迷… 「AIチップの主役交代」をウォール街が宣言
Original: Wall Street sees 'changing of the guard in AI' as Intel, AMD shares soar while Nvidia lags View original →
インテル($INTC)、AMD($AMD)、マイクロン($MU)の3銘柄が2026年5月5〜8日の週にいずれも2桁上昇した一方、エヌビディア($NVDA)は同期間に相対的に低迷した。ウェルズ・ファーゴのジョーダン・クライン氏らウォール街のアナリストはこれを「AIにおける主役交代(changing of the guard)」と表現し、GPU中心の第1波からAI推論とエッジコンピューティングを支えるCPU・メモリ企業主導の第2波への転換シグナルと位置づけた。
最大の触媒はインテルとアップル($AAPL)の合意報道だった。ウォール・ストリート・ジャーナルは、アップルが自社デバイス向けの一部チップ製造をインテルのファウンドリサービス(IFS)に委託する予備合意に達したと報道した。正式確認されればインテルにとって初の大型外部ファウンドリ受注となり、TSMC依存低減を目指す米国の半導体サプライチェーン再編とも合致する。
AMDはAI推論需要の拡大とデータセンターCPU市場でのシェア拡大期待から上昇した。マイクロンはHBM(高帯域幅メモリ)の需要増が追い風となった。CEOのサンジェイ・メロトラ氏は「AI需要がHBMの全生産能力を吸収している」と発言しており、SKハイニックス(000660)とサムスン電子(005930)も韓国市場で連れ高となった。
エヌビディアの相対的低迷はバリュエーション面での割高感と構造的な変化が重なった結果だ。アルファベット($GOOGL)とメタ($META)がそれぞれ自社AIチップ(ASIC)の開発加速を表明しており、次世代AI推論ワークロードにおけるGPUのシェアが中長期的に圧迫されるリスクが意識されている。
今後の注目点:エヌビディアのFY2027 Q1決算(5月下旬予定)、マイクロンのHBM4量産スケジュール、アップル・インテルIFS契約の正式発表。iShares SOXXのETF構成銘柄間での差別化が進む見通しだ。
投資助言ではありません。判断の前に必ず一次情報で数値を確認してください。
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