OpenAI、審査済みセキュリティチームにGPT-5.5-Cyberを限定公開 — かつて批判したアプローチを採用
概要
OpenAIは5月7日、サイバーセキュリティ特化モデルGPT-5.5-Cyberの限定公開を開始した。AnthropicのClaude Mythosが注目を集めてから約1か月後の展開となる。
Trusted Access for Cyberプログラム
プログラムは「重要ソフトウェアの防衛を担う数千人の認証済み個人と数百のチーム」にアクセスを提供する。承認済みユーザーは以下のセキュリティワークフローに対する分類器による拒否が緩和される。
- 脆弱性の識別・トリアージ
- マルウェア解析
- バイナリのリバースエンジニアリング
- 検知エンジニアリング
- パッチ検証
認証情報の窃取、ステルス・永続化技術、マルウェア展開、第三者システムへの攻撃などはブロックされる。
6月からAdvanced Account Security義務化
2026年6月1日より、最も高い権限を持つモデルにアクセスする個人ユーザーにAdvanced Account Securityの有効化が義務付けられる。
皮肉な展開
OpenAIはAnthropicがMythosへのアクセスを制限した際に批判的な立場を取っていたが、今回ほぼ同様の制限モデルを採用した。同社はこのアプローチを「モデルができることを制限する」から「最も機密性の高い機能へのアクセス者を検証する」への転換と説明しているが、実質的なアクセス制御の結果は同じだ。
出典: CNBCの記事を読む
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