Perplexity、Computer for Enterpriseを投入 Webと社内アプリの長時間業務を自動化へ
Original: Perplexity Enterprise is getting its biggest upgrade yet View original →
PerplexityはEnterprise製品の「これまでで最大のアップグレード」として Computer for Enterprise を発表した。ポイントは、検索や要約にとどまらず、Webサイトや社内Webアプリを横断する長時間の業務フローを実行できる agent 型プロダクトへ踏み込んだことにある。
公式説明では、この機能は business search ユーザーに day one から提供される。Perplexityは単に agent の能力を高めるだけではなく、企業導入で不可欠な統制機能を同時に押し出している。公開された要素には audit log、identity provider 連携、role-based access control、より細かな permission、SAML ベースのログイン、zero data retention オプションが含まれる。
今回の発表の要点
- チャットでの回答生成ではなく、Webと社内アプリ上での end-to-end workflow 実行に踏み込む。
- 単発の指示ではなく long-running task を enterprise agent に委任できる。
- 管理者は audit と identity 制御により実行状況を追跡しやすくなる。
- SOC 2 Type 2、ISO 27001、SAML、zero data retention などの企業要件を前面に出している。
この動きが重要なのは、AI競争の軸が「うまく答えるモデル」から「実際に仕事を終わらせる agent」へ移っているからだ。Perplexityはその転換点で、ブラウザ操作と enterprise governance を一体化した製品として差別化を狙っている。
特に、公開Webだけでなく社内システムまで対象にしている点は大きい。企業利用では、機能そのもの以上に権限管理、監査性、データ保持方針が導入可否を左右する。Perplexityの今回の発表は、agent導入の最大の障壁が性能だけではなく統制設計にあることを踏まえたものだと言える。
Source: Perplexity announcement
Related Articles
HNで注目されたのは笑い話としての失敗ではなく、agentにクラウド権限を渡した時の運用境界だった。
Perplexityは2026年3月11日のX投稿で Personal Computer を発表した。continuously running Mac mini を通じて local file・app・session を Perplexity Computer と接続する、always-on agent layer として打ち出している。
Perplexityはagent検索を、固定APIの連続呼び出しではなくPython codeで組み立てる方式へ移した。CVE vendor advisoryの事例では、token使用量が288.7Kから42.9Kへ85.1%減ったとしている。