SynthIDが1,000億件を超えOpenAI・Kakaoにも拡大
Original: Google DeepMind expands SynthID after 100B watermarks View original →
AI生成物の来歴確認がWeb全体の課題に
Google DeepMindの5月26日の投稿は、SynthIDを単なるモデル機能ではなく、Web上の信頼レイヤーとして位置づけた。投稿では、SynthIDがすでに「over 100 billion pieces of content」をウォーターマーク済みで、OpenAI、ElevenLabs、Kakaoも自社モデルにこの技術を加えると説明している。元投稿はXで確認できる。
Googleのブログによると、SynthIDはAI生成画像や動画に見えない信号を埋め込む技術として導入され、これまでに1,000億件を超える画像・動画と、6万年分の音声に適用された。GeminiアプリのSynthID検証は世界で5,000万回使われ、今後はSearchに入り、Chromeにも数週間以内に広がる。
重要なのは、ウォーターマークが単一サービス内の機能にとどまらないことだ。GoogleはOpenAI、Kakao、ElevenLabsのAI生成コンテンツにもSynthIDが広がると述べ、NVIDIAのCosmos基盤モデルによるAI動画ウォーターマークとの連携も示している。ユーザーはSearch、Lens、Circle to Search、Gemini in Chromeから、画像がAI生成かどうかを尋ねる形で確認できるようになる。
同時にGoogleはC2PA Content Credentialsも拡張する。Pixel 10のカメラアプリに入った来歴証明を、Pixel 8、9、10の動画にも広げる計画だ。次の焦点は技術そのものより運用である。検索、ブラウザ、SNS、企業の審査システムが、AIメディアのラベル付けや不正対策でこれらの信号をどこまで一貫して扱うかが問われる。
Related Articles
OpenAIはChatGPT、Codex、OpenAI APIで生成される画像に、C2PAコンテンツ証明書とGoogle SynthID不可視ウォーターマークを同時に組み込む。両技術が互いの弱点を補い合う二重認証体制が実現し、誰でも確認できる公開Verifyツールも同時にプレビュー公開された。
Hacker News で注目された GitHub repo は、Gemini 画像の SynthID watermark を signal processing だけで検出し弱められると主張した。だが議論の中心は headline claim そのものより、Google 公式 detector と照合していない点と、watermark ベース provenance の脆さだった。
Googleは2026-02-18、Lyria 3をGeminiアプリへベータ展開すると発表した。テキストや画像入力から30-secondトラックを生成し、全生成音声にSynthIDを埋め込むことで識別可能性を確保する方針を示した。
Comments (0)
No comments yet. Be the first to comment!