Anthropic、2027年からGoogleのクラウドとチップに2,000億ドルを約束
AI史上最大のクラウドコミットメント
Anthropicが2027年から5年間にわたり、GoogleのクラウドサービスとBroadcom製TPU(テンソル処理装置)に総額2,000億ドルを支払うことを約束したと、The Informationが5月5日に報じた。この金額はGoogleが投資家に開示したクラウド受注残の40%以上に相当する。
Alphabetの追加投資:最大400億ドル
Google親会社のAlphabetはさらにAnthropicへ最大400億ドルの追加投資を計画している。この報道を受けAlphabet株は時間外取引で約2%上昇した。AnthropicとOpenAIとの契約が、Amazon・Google・Microsoft・Oracleの合算クラウド受注残で合計2兆ドルを占めているという分析もある。
なぜGoogle TPUなのか
Anthropicは4月にGoogleとBroadcomと別途協定を結び、2027年以降に数ギガワット規模のTPU容量を確保した。Claude系モデルの訓練に必要な長期コンピューティング基盤を直接押さえる戦略だ。AWSから既に80億ドルの投資を受けているにもかかわらず、コア訓練インフラをGoogle側に集中させている点が注目される。
急成長する収益基盤
Anthropicの年換算売上は2025年末の約90億ドルから2026年Q1末には約300億ドルへと急増した。企業顧客が全体の80%を占め、年間100万ドル以上を支出する企業は1,000社を超えた。今回のクラウド約定は、この成長軌道を支えるコンピューティングサプライチェーン確保の一環だ。
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AlphabetはAnthropicにまず$10 billionを入れ、目標達成ならさらに$30 billionを積む。数日前のAmazonの最大$25 billion表明まで重なり、フロンティアAI競争はモデル比較より先に電力・チップ・データセンターを押さえる資本戦に変わった。
これは単なる大型調達ではない。TechCrunchによると、Googleは3500億ドル評価でまず100億ドルを入れ、条件達成でさらに300億ドルを追加し、今後5年で5GWの新規計算資源も供給する。
Anthropicは2026年4月7日、GoogleおよびBroadcomと次世代TPU capacityを数ギガワット規模で確保する契約を結んだと発表した。同時にrun-rate revenueが300億ドルを超え、年換算100万ドル超を使う企業顧客も1,000社を上回ったと説明している。
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