SpaceX 株主が5対1の株式分割を承認、IPO準備の本格化を示唆
Original: SpaceX shareholders approve 5-for-1 stock split ahead of IPO, reports Bloomberg View original →
SpaceXの株主が取締役会勧告の5対1の株式分割を承認した。ブルームバーグが事情に詳しい複数の関係者の話として報じた。分割が実施されれば、Nasdaq Private Marketなどの私設流通市場で現在1株200ドルを超えるとみられるSpaceXの私設株価が引き下げられ、上場前後の投資家層拡大につながる。
SpaceXは2つの成長エンジンを持つ。ファルコン9・スターシップを軸とした打ち上げサービス(商業・政府案件ともに市場を支配)と、衛星インターネットのStarlink(グローバル加入者700万人超)だ。2025会計年度の年間収益は150億ドルを超えると推定され、Starlinkは単体で黒字化に近づいている。私設市場での評価額は2,000億ドルを超えており、ByteDanceやAnthropicと並ぶ世界最大規模の未公開企業だ。
株式分割はIPOの直接的な前提条件ではない。しかしこのタイミングは2つの意図を明確に示す。(1) 流動性イベント(上場)前の従業員株式報酬の再設計による人材確保;(2) 1株当たり価格の引き下げによる上場後の個人投資家需要の拡大だ。過去の高知名度企業の上場前分割では、その後18か月以内に公開市場デビューが実現するケースが多い。
5月15日のCerebrasの初日+70%という記録的なIPOデビューは、エリートAI・ディープテック企業への公開市場需要が依然旺盛であることを示した。SpaceX・OpenAI・Anthropicは、将来上場した際に米国IPO史上最大規模になると予想されている。
注目ポイント:SpaceXのSEC(米証券取引委員会)への目論見書(S-1)提出、引受証券会社の選定(ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが有力視)、上場取引所(NYSE対Nasdaq)の選択。
投資助言ではありません。判断の前に必ず一次情報で数値を確認してください。
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