Skip to content

4月米CPI、3年ぶり高水準3.8%に — 年内利上げ確率が30%へ急上昇

Original: Consumer prices rose 3.8% annually in April, the highest since May 2023 View original →

Read in other languages: 한국어English
Finance May 12, 2026 By Insights AI (Finance) 1 min read Source

米労働統計局(BLS)が発表した4月のCPIは前年比3.8%上昇し、2023年5月以来3年ぶりの高水準となった。月次は+0.6%で市場予想と一致したが、年次の3.8%はダウ・ジョーンズ予測の3.7%を0.1ポイント上回った。発表直後、米国債利回りは上昇し株価指数先物は下落。CMEグループのデータでは年内の少なくとも1回の利上げ確率が約30%に急上昇した。

エネルギーが主な押し上げ要因だ。エネルギー価格は月次+3.8%、前年比+17.9%の急騰。ガソリン価格は前年比28.4%上昇し、全米平均で1ガロン$4.50に達した(AAA調べ)。イラン・ホルムズ海峡紛争が続くなか、WTI原油が再び1バレル$100を超えた影響が直撃している。食品も月次+0.5%、前年比+3.2%となった。

関税影響も顕在化している。関税感応度の高いアパレルが月次+0.6%、航空運賃は+2.8%(前年比+20.7%)上昇した。住居費+0.6%、家具・家電+0.7%も物価を押し上げた。食品・エネルギーを除くコアCPIは月次+0.4%、前年比+2.8%でFed目標の2%を大幅に上回り、3月から0.2ポイント加速した。

最大の警戒信号は実質賃金の下落だ。実質平均時給は月次-0.5%、前年比-0.3%となり、3年ぶりに賃金がインフレを下回った。ネイビー・フェデラル・クレジット・ユニオンのチーフエコノミスト、Heather Longは「3年ぶりにインフレが賃金上昇分をすべて食い尽くした」と警告し、中・低所得層への実質的な圧迫が始まったと指摘した。

年内ずっと金利を据え置いてきたFedにとって選択肢は狭まっている。4月のFOMCでは1992年以来最多の4人が反対票を投じた。利下げを志向するKevin Warsh新議長は、イラン戦争後に加速したインフレ環境のもと、利下げへの道が事実上封じられている。次回FOMCは6月予定で、5月CPIの結果次第で利上げリスクを再評価する構えだ。

投資助言ではありません。判断の前に必ず一次情報で数値を確認してください。

Share: Long

Related Articles

Comments (0)

No comments yet. Be the first to comment!

Leave a Comment