5月の米ミシガン大学消費者心理指数・確報値は44.8となり、4月の49.8と速報値48.2を下回った。1年期待インフレは4.8%、長期期待インフレは3.9%へ上がり、Fedにとって物価期待の再上昇が論点になる。
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RSS Feed米連邦基金金利先物市場が、次のFedの政策変更方向を「利下げ」から「利上げ」へと転換した。フィラデルフィア連銀の専門家予測調査(SPF)は2026年第2四半期のCPIを6%と予測し、3か月前の2.7%予測の倍以上となった。30年物米国債利回りは5.1%を突破し、新任のケビン・ウォーシュFed議長体制下での金融政策論争が市場を揺さぶっている。
米国4月生産者物価指数(PPI)は前年比+6.0%(市場予想+4.8%)、前月比+1.4%(予想+0.5%)と4年ぶりの高水準を記録した。コアPPIも前年比+5.2%(予想+4.3%)と大幅超過。11週にわたるイラン・湾岸紛争を背景にしたエネルギー高が全面的な物価圧力を加速させている。BofAはFedの最初の利下げ予測を2027年7月へ10か月後退させ、Kalshi予測市場ではそれ以前の利上げ確率を47%と示した。
4月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.8%上昇し、2023年5月以来の高水準を記録。ダウ・ジョーンズ予測の3.7%を0.1ポイント上回った。イラン・ホルムズ海峡紛争でWTI原油が1バレル$100を超え、エネルギー部門が前年比17.9%急騰。実質時給は3年ぶりに前年比マイナスに転じ、CMEグループのデータでは年内利上げ確率が約30%に跳ね上がった。
ミシガン大学集計の2026年5月米消費者心理指数(速報値)は48.2と、2022年6月の従来最低値50.0を下回り史上最低を更新した。イランのホルムズ封鎖に起因するガソリン価格急騰が主因で、Fedの利下げシナリオに暗雲が立ち込める中S&P 500は6週連続上昇を続けている。
韓国統計庁が発表した2026年4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+2.6%と21ヵ月ぶりの高水準を記録した。米・イラン紛争に起因するホルムズ海峡の供給混乱がガソリン+21%・軽油+30%という急騰を招き、韓国銀行の追加利下げ余地を狭めている。
ECBは4月30日、預金金利2.00%、主要リファイナンス金利2.15%、限界貸出金利2.40%を据え置いた。重要なのは据え置きそのものより、エネルギー高でインフレ上振れと成長下振れが同時に強まったと明示した点だ。
Fedは4月29日に政策金利を3.50%〜3.75%で据え置いたが、市場が見たのは4人の異論だった。中東発のエネルギー高が再びインフレを押し上げる中、利下げ時期を巡る内部の割れ目がはっきりした。
日銀は6対3で無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.75%前後に据え置き、2026年度のコアCPI見通しを2.5〜3.0%へ引き上げた。4月の展望レポートでは、中東発の原油高が成長を鈍らせる一方で物価リスクは上振れ方向と示した。
英国3月CPIは前年比3.3%上昇し、2月の3.0%から加速した。ONSはmotor fuelsがCPIとCPIHの年率変化を最も押し上げたとした。
米国の3月PPIは前月比0.5%上昇と、CNBCが伝えた1.1%予想を大きく下回り、コアPPIは0.1%にとどまった。エネルギー価格が急騰する中での下振れであり、Fedの政策判断を一段と慎重にする材料になった。